6月に入り、真竹のタケノコが出始めました。
真竹は、イネ科マダケ属の竹の一種で、中国や日本の本州以南に分布しています。
高さが10~20mにも伸び、太さも10㎝ほどになる大きな竹で、工芸品や建築材料などに利用されています。
真竹は、120年サイクルで花が咲くと言われ、同時に集団開花します。
実を付けた後は、一斉に枯れ、1960年代に枯れた後、真竹林は大幅に減少し、代って、孟宗竹林が増えています。
少なくなった真竹ですが、近くに林が残っていて、タケノコが採れます。
真竹のタケノコは、シャッキとした歯触りの良い食感で、採れたての新鮮なものはアクが感じられず、香りが良いです。
朝採りのものを手に入れたので、早速、調理しました。
頭の部分は味噌和えにし、残りは土佐煮と天ぷらにしました。
どれも美味しく、季節の旬の味を楽しむことができました。
真竹
味噌和え
土佐煮
天ぷら