Ushidama Farm

菜園でハーブや野菜を、庭で果樹や多肉を育てています。

2017-01-01から1年間の記事一覧

ミミズの働き

ミミズは地表の落葉など植物の破片を土の中に引き込み、エサとして土といっしょに食べ、有機物と土が混ざりあった糞を排泄します。 ミミズの活動によって土は撹拌され、土の中にすき間ができ、通気性や排水性が良くなります。 糞土は腸管の石灰腺の働きによ…

アブラナ科野菜の根こぶ病対策

アブラナ科の野菜に発生する根こぶ病は、収穫に影響するような大きな被害を与えます。 根こぶ病菌は生きた組織に寄生性があり、アブラナ科の植物がない時は、土壌中で胞子で休眠し、アブラナ科植物が植えられると休眠から覚め、寄生します。 大根を植えると…

土壌微生物

土壌には数多くの微生物が生息しています。 有機物を分解したり、野菜の根に共生したり、病気を発生させる病原菌もいます。 その主なものは、細菌、放線菌、菌類などです。 細菌 細菌は原核生物に属し、細胞分裂によって増えます。 生育できる環境は幅広く、…

ハオルチア4

クリスマスプレゼントで新しいカメラをもらいました。 今まで使っていたのは10年以上前のいわゆるバカチョンカメラで、シャッターを押すだけで写ってくれる操作が簡単なカメラでした。 しかし、電池式で電気がすぐになくなるため、畑の写真を撮っている途中…

たい肥作りと微生物

たい肥作りにはいろいろな微生物が関わっています。 野菜くずなどの有機物は、微生物によって徐々に分解され、次第にたい肥化していきます。 まず、最初に糸状菌が低分子の糖類やアミノ酸を分解します。しかし、糸状菌が急速に増殖すると呼吸熱によって、温…

クリスマスの料理

クリスマスの料理と言えば、ローストチキンということで、丸鶏の腹にローズマリー、タイムなどのハーブを詰め、岩塩、ブラックペッパー、ニンニクで味付けをして、じっくりとオーブンで焼きあげました。 焼きあがったローストチキン ローズマリーやタイムは…

公園のクリスマスツリー

公園のクリスマスの飾り付けがとてもきれいでした。 クリスマスツリーには雪だるまやパンダなどが飾られていました。 雪だるま かわいいですね パンダも飾られていました こちらは松ぼっくり 大きなクリスマスリースもありました ? //

たい肥作り2

畑で作物を収穫した後の野菜くずは、有効な有機成分として畑に活用したいので、太い茎や根などの固い部分を除いて、たい肥作りに利用しています。 今までは大きなビニール袋に野菜くずを入れて、たい肥を作っていましたが、量が多くなったため、1畝を野菜く…

大文字草2

大文字草は日本各地にみられる山野草で毎年、可憐な花を咲かせてくれます。 花期は9月から11月ですが、今年は開花が遅く11月に入ってから咲き始めました。そして、12月も下旬になって満開となっています。 寒い日が続いていますが、健気に赤やピンク、白の花…

腐植と土壌団粒

土壌の中にある有機物を総称して腐植と言います。 植物体を構成するリグニン、セルロースなどの高分子化合物は難分解性で、微生物によってゆっくりと分解されます。 分解の過程で、次第に水酸基が増えてマイナス電荷を帯びてきます。 この高分子化合物を腐植…

粘土と砂2

砂と粘土では生成の過程が異なる 砂やシルトは岩石が風雨にさらされて、細かく砕けた物理的変化によるものですが、 粘土には、砕けたものに加えて、雨水に溶けた成分が再結晶してできた化学的変化によるものがあり、粘土鉱物と呼ばれています。 粘土は保肥力…

粘土と砂

土の無機成分は粒子の大きさによって次のように区分されています。 砂 0.02mm~2mm以下 シルト 0.002mm~0.02mm 粘土 0.002mm以下 砂は空気や水の通りをよくする性質を持っています。しかし、粒子がバラバラで粘りに欠けます。 粘土のような細かい粒子が多い…

コリアンダーの植え替え

コリアンダーはせり科の一年草で葉や種子を利用します。 毎年、植えていて、夏に熟した種子を収穫しますが、こぼれ落ちた種が、秋に芽を出します。 畑のあちこちに芽が出るので、元気そうなものを選んで、11月に植え替えをしました。 併せて、フェンネルやミ…

ハオルチア 硬葉系

ハオルチアには軟葉系と硬葉系があります。 軟葉系は透明感のある葉が魅力的で、多肉植物の中でもとても気に入っていて、オブツーサや、シンビフォルミス、レッツーサなどいくつか集めています。 しかし、硬葉系にはあまり興味がなく、少ししか持っていませ…

ジャガイモの料理

収穫したアンデスレッドを使って、ジャガイモとトマトのシチューを作りました。 材料はアンデスレッド、トマト、サツマイモ、玉ねぎ、にんじん、キャベツ、ベーコンなどで、畑で採れた野菜を主に使っています。 アンデスレッドは、水洗いすると皮の赤紫色が…

ハオルチア シンビフォルミス

シンビフォルミスは葉色が黄緑色なのが特徴で、丈夫で成長が早く、よく仔吹きします。 この仲間の宝草は明治時代に輸入されていて、古くから栽培されています。 ハオルチアのオブト系などは、日光が当たらない窓際や室内でも育てることができますが、シンビ…

多肉植物の土

多肉植物は砂漠のような乾燥地帯の砂地や岩の隙間に生息するものが多く、水はけの良い土壌を好みます。 多肉植物の植え替えにはサボテン・多肉植物の培養土とサボテン・多肉植物の土の2種類を使っています。 サボテン・多肉植物の培養土の方は軽石、鹿沼土、…

多肉植物の花3

冬型の多肉植物は冬の寒い時期に成長して、花を咲かせるものが多く、12月になってもいくつかの花が咲いています。 フォーカリアの仲間はすべて花が咲きました。 荒波は花芽がなかなか、できてこなかったので今年は咲かないかと思っていましたが、やっと、黄…

秋じゃがの収穫

秋植えのジャガイモ(アンデスレッド)を8月末に植えてから3ヵ月が経ちました。 12月に入り、葉や茎が霜にあたって枯れてきたので、イモを掘り出しました。 アンデスレッドは原種の血を引く栽培種で、丸いこぶし状の形をしたものが多く、表皮は薄く赤い色を…

ハオルチア3

通販サイトでハオルチアのお値打ちなものを見つけたので、取り寄せてみました。 梱包はしっかりしていて、ポットもしっかり固定され、ポットの上には紙が置かれ、押さえられていたので、土こぼれもありませんでした。 ハオルチアが5種類ですが、どれもみずみ…

ネギの収穫

鍋物に使うために九条ネギを収穫しました。 畑には九条ネギの他に、下仁田ネギとヤグラネギが植えてあります。 九条ネギはちょうど、収穫できる大きさになっていますが、下仁田ネギは今年できたネギ坊主から種を採って育てているため、まだまだ小さく、収穫…

冬の防寒対策

12月に入り、気温がぐっと下がってきました。 霜にあたったり、氷点下になって、畑の野菜や庭の鉢植えが枯れてしまうといけないので防寒対策をしました。 畑の野菜は、春キャベツなど冬越しするものや寒さに弱いものにトンネルをかけました。 10月に苗を植え…

白菜、キャベツの収穫

9月に植えた白菜とキャベツの苗も3ヵ月経ち、大きく成長し、しっかり葉が巻いてきました。 外側の葉は害虫に食べられ、特に白菜は網目状になっていましたが、内側は無キズで、きれいにできていました。 10月は雨が多く畑に出られずに、しばらくぶりに出かけ…

フェネストラリア

フェネストラリアは窓を意味する言葉で、名前のとおり、葉先にレンズのような窓があります。 原産地は南アフリカの乾燥地帯で、葉のほとんどは砂に埋もれていて、この天窓から光を取り入れ、光合成を行っています。 冬型の多肉植物で、夏の蒸れには弱く、風…

公園の紅葉3

近くの公園の紅葉も今が、見ごろになっています。 コナラやクヌギなどの紅葉した葉が、日差しを受けてキラキラと輝いています。 メタセコイヤの大樹の葉も赤茶色に染まってきました。 柳の葉は黄緑色になっています。 寒桜の花が満開になっていました。 椿の…

ハオルチア2

ハオルチアは日陰を好む陰性植物で、直射日光にさらされると枯れてしまいます。 しかし、室内である程度、明るければ、十分育てることができます。 生育適温は5度から40度で、冬の寒さには気をつけないといけないので、冬場は室内に入れて、ながめながら楽し…

ガステリア

ガステリアはアフリカ南部に分布している多肉植物で、肉厚で硬質の葉を持っています。 花が胃の形に似ていることからガステリアと名付けられたそうです。 古くから栽培されていて、葉色や模様、斑入りなど、さまざまな品種が作り出されています。 成長期は春…

丹波黒豆の収穫

丹波黒豆の房が大きく膨らんできたのを待っていたかのように、畑の近くに住みついている害獣(ヌートリア)が食べ始めたので、枝ごと刈り取って家の庭で干していましたが、しっかり乾燥して枝も房もこげ茶色になってきたので、豆を取り出しました。 虫食いも…

ウコンの収穫

寒さで葉が枯れてきたので、ウコンを収穫しました。 ウコンはショウガ科ウコン属の多年草で、春ウコン、秋ウコン、紫ウコンなどがありますが、栽培しているのは春ウコンです。 春ウコンは姜黄とも言われ、強い苦みと辛さがあり、健康食品や漬物の色付けなど…

チンゲン菜の収穫

もらった苗を育てたチンゲン菜ですが、立派に成長しました。 畑の周りの人からも、きれいにできているねと言われ、自己満足しています。 収穫を始めたところですが、40株ほど植えたので、しばらくは食べ続けることになりそうです。 まずは、チンゲン菜とキノ…