病害虫対策
カボチャは4月末に、エビスカボチャとコリンキー、飛騨カボチャの3種類の苗を植えました。 5月中旬から花が咲き始め、実が付きました。 6月に入ると、葉に白い粉状の斑ができるうどんこ病が発生し、定期的に薬剤を撒いてきました。 コリンキーは、オーストラ…
数日前のトマトの食害に続き、今度はスイカが被害に遭ってしまいました。 スイカは、今年は赤てまり、黄てまり、金のたまごの3品種を育てていて、実が大きく育ってきました。 収穫間近のものが6個あり、食べ頃になったものから、順に収穫していこうと思って…
スイカの実が、ずいぶん大きくなってきました。 6月中旬に結実しているのを見つけ、今では大小10個程できています。 収穫は7月下旬から始まり、今、ゴルフボール大のものは、お盆の頃に収穫になりそうです。 昨年は収穫間近のものを、カラスに突かれてしまっ…
ハオルチアにはあまり病害虫はつきませんが、たまにカイガラムシが発生することがあります。 この時期、水やりは2週間に1回ほどで、注意して見ていなかったら、ハオルチアのいくつかにコナカイガラムシがついていました。 コナカイガラムシは白いワタのよう…
トウモロコシの害虫といえば、アワノメイガが代表的です。 トウモロコシの雄穂が出ると、雄穂の匂いに誘われてアワノメイガが飛来し、卵を産み付けます。 ふ化した幼虫は、茎や雌穂に入り食害し、トウモロコシの生育を悪くしてしまいます。 対策としては農薬…
畑に植えてあるカボチャやキュウリの葉に、うどんこ病の白い斑点ができてきました。 うどんこ病はカビによる病気で、ほとんどの野菜に発生します。 特にウリ科の野菜は、うどんこ病に冒されやすいです。 放って置くと、白い斑点は拡がり、葉全体が白くなって…
キャベツの周りを、さかんにモンシロチョウが飛び回っています。 モンシロチョウの幼虫アオムシは、アブラナ科の植物を食草としています。 畑では、キャベツ以外のアブラナ科野菜は、もう全て撤去したので、残されたキャベツに、集中的にモンシロチョウがや…
サトイモの葉が大きく開き、順調に成長しています。 サトイモは水を欲しがります。 今年は雨があまり降らず、水不足のため、水やりが欠かせません。 水をあげていると、葉が無くなっている株がありました。 よく見てみると大きなイモ虫がついています。 セス…
ハーブ類は特有の臭いにより害虫への忌避効果を持つものが多く、コンパニオンプランツとして野菜と混植すると害虫防除に役立ちます。 マリーゴールド 土壌中のセンチュウを減らす働きがあり、センチュウ被害を減少させることができます。また、トマトやスイ…
ネギ類はコンパニオンプランツとしてよく利用されていて、いろいろな野菜と混植されます。 ウリ科のスイカやメロン、キュウリと長ネギとの混植でツル割れ病が防除されることが確認されています。 スイカと長ネギの混植 また、ナス科のトマトやナスとニラとの…
一緒に植えるとお互いに良い影響を与え合う植物同士をコンパニオンプランツといいます。 相性の良い植物を一緒に植える混植の他、天敵類を温存させ、繁殖させる植物を植えるバンカープランツや害虫が嫌う植物を用いる場合も広い意味でコンパニオンプランツと…
有機農業では農薬も肥料も化学的に合成された物質は使用できませんが、生物または天然物由来のものの使用は認められています。 天然無機物を使用した農薬 硫黄や銅を使ったものが多いです。 石灰硫黄合剤、銅水和剤、硫黄と銅の混合剤 殺虫、殺菌作用を持ち…
植物は外敵から自分の生命や子孫を守るための防御機能を先天的に備えています。これは植物が長い進化の過程で獲得してきたものです。 渋み、苦み、辛みといった植物が持っている各種成分には、抗菌性や摂食阻害作用があり、植物が身を守るためのものです。 …
害虫をエサにして増える昆虫や微生物のことを天敵と呼びますが、その地域の畑や水田の生態系に元々いる生物で、害虫被害を軽減してくれるものを土着天敵といいます。 天敵には害虫そのものを食べる捕食虫や害虫の体内に入り、死に追いやる寄生虫などがいます…
マルチング(マルチ)とは植えた植物の地表面を、ビニールや腐葉土などの資材で覆うことで、次のような効果があります。 水分の蒸発が少なくなり、乾燥を防ぐことができる。 雑草の発生を防ぐ。 急激な温度の上昇や低下を防ぎ、植物の根を保温する。 水やりや…
炭酸水素ナトリウムは重炭酸ナトリウムとも呼ばれ、略して重曹といわれています。 重曹は加熱すると二酸化炭素を発生します。また、油と混ぜると親水性と親油性を併せ持つ石けんの性質を発揮します。 これらの性質を利用して、料理のふくらし粉などの食品添…
生物農薬とは病害虫や雑草防除に使われる天敵や微生物の製剤をいいます。また、昆虫のフェロモンを利用した製剤もあります。 これらは自然界に存在する生物やその産生物を利用したもので、環境にやさしい農薬といえます。 BT剤はバチルス チューリンゲンシス…
米や麦などを原料とする穀物酢や柿、リンゴなど果実を発酵させて作る果実酢などの食酢はカビを抑える殺菌作用があり、特定農薬(特定防除資材)に指定されています。 特定農薬とはその原材料に農作物等、人畜及び水産動植物に害を及ぼすおそれのないことが明ら…
家庭菜園を借りた初めの頃のことですが、サツマイモを作ろうと紅あずまのツルを植えました。 サツマイモのツルは順調に育ち、8月頃には畝一面を葉が覆うようになりました。 しかし、次第に葉が黄色く変色し始め、褐色に枯れてきたので、ツルを見てみると根元…
センチュウ被害を抑えるために、畑にマリーゴールドを植えたりしますが、土壌中のセンチュウを減少させるいろいろな対抗植物があります。 マリーゴールド ネグサレセンチュウを殺センチュウ成分によって減少させます。 タヌキマメ、エビスグサ ネコブセンチ…
センチュウは線形動物に属する動物で、人に寄生する回虫やギョウチュウも同じ仲間です。 植物にはネグサレセンチュウやネコブセンチュウ、シストセンチュウなどが寄生して被害を与えます。 米ぬかは有機質肥料として利用されますが、施用されるとこれを分解…
アブラナ科の野菜に発生する根こぶ病は、収穫に影響するような大きな被害を与えます。 根こぶ病菌は生きた組織に寄生性があり、アブラナ科の植物がない時は、土壌中で胞子で休眠し、アブラナ科植物が植えられると休眠から覚め、寄生します。 大根を植えると…
キャベツや白菜などアブラナ科の野菜にはアオムシ、コナガ、ヨトウムシなどがつき、葉を食害します。 コンパニオンプランツとして、これらの害虫に忌避効果のあるキク科のレタスを混植していますが、効果は限定的で、葉をめくりながら害虫を探しだし、1匹ず…
サツマイモを掘るためにつるを切っていたら、10㎝近くもある大きなイモ虫が出てきました。 エビガラスズメの幼虫でサツマイモの葉を食害します。 しかし、イモを食べるわけではなく、葉は大量に育っているので、多少、食べられても特に害があるとは思えませ…
以前のことですが、自分で育てた茶の木の葉を摘んでお茶を作り、飲みたいと庭に茶の木を数本植えました。 翌年の初夏に新芽を摘んで、蒸して手でこね乾燥させ、緑茶を作りました。 どんなものかと期待して飲んでみたところ、全然美味しくなく、何度か試して…
秋作用のジャガイモの植え付けをしました。アンデスレッドという種類で皮が赤く、中身は黄色です。 今の時期、まだ暑いので腐らないように草木灰をまぶしてから植えました。 以前、近くの畑でジャガイモのそうか病が出たことがあります。表面がかさぶた状に…
ゼラニウムは臭いに忌避効果を持つものが多く、あまり害虫はつきません。 また、葉や花につく害虫は見つけやすく、見つけたらその都度、取り除けますが、土の中にいる害虫は被害が大きくなってわかるので厄介です。 ファンリーフゼラニウムが倒れていたので…
赤オクラの花と五角オクラの花を比べてみると赤オクラの方が少し、赤みが濃いような気がします。 赤オクラの花
カメムシ対策として草木灰をまきましたが、効果は一時的でしばらくすると茎にびっしりとついていました。木酢液が良いと聞いて、薄めて散布していますが、一向に減らないので、枝をゆすって地面に落ちたものを駆除するようにしました。 茎についているカメム…
オオタバコガ ピーマンやトマトの実に穴が開いていたり、時には幼虫が顔を出していることもあります。見つけたら実といっしょに処分していますが、実の何%かは幼虫の食料になっています。 ミニトマトに開いた穴 パプリカの実の中にいた幼虫 青枯れ病 トマト…