Ushidama Farm

菜園でハーブや野菜を、庭で果樹や多肉を育てています。

2025-01-01から1年間の記事一覧

コモンオパール3

コモンオパールは、プレシャスオパールのような遊色効果はありませんが、素朴で、優しい感じの石です。 遊色効果とは、宝石などが示す光学的な効果で、結晶の層状構造や粒子配列により、光が分散や乱反射することで、虹のような色彩を示す現象の事です。 色…

宿根アスター

宿根アスターは、キク科シムフィヨトリクム属の多年草で、北半球の各地に自生している品種を交配して作られた園芸品種で、ユウゼンギクや孔雀アスターなどがあります。 花色は、赤、白、ピンク、藤、紫などで、開花期は8~11月です。 暑さ、寒さに強く、育て…

コヌラリア

コヌラリアは、原生代エディアカラ紀末期(6億3500万年前)に出現し、中生代三畳紀後期(2億4500万年前)に絶滅した、四角錐形の殻を持つ生物で、クラゲなどの刺胞動物の仲間とされています。 殻はリン酸カルシウムからなり、溝のある構造で、成長するにつれて新…

筆石(グラプトライト)

筆石(グラプトライト)は、古生代カンブリア紀中期から石炭紀初期(5億1千万年前~3億5千万年前)にかけて、生息した半索動物です。 サンゴのように、個虫と呼ばれる小さな生物が集まり、コロニーを作ってできたものです。 半索動物は、棘皮動物と脊索動物のそ…

松茸、豊作のようです

知り合いの方から、この地方で採れた松茸を頂きました。 笠の開いたものが、大きいのが2本と小さいのが3本、傘の開いていないものが3本です。 松茸の最盛期は、9~10月にかけてですが、今年は少し遅く、10月に入ってから、最盛期を迎えているようです。 10月…

マム(洋菊)2

洋菊の仲間は、マムと呼ばれています。 マムは、学名のクリサンセマム(Chrysanthemum)の略称で、庭植えに適したガーデンマムや、スプレー状に花を咲かせるスプレーマム、鉢植えに適したポットマムなどの名称で呼ばれています。 花色は、赤、オレンジ、黄、白…

ホトトギス 妖精

ホトトギスは、ユリ科ホトトギス属の多年草で、日本や台湾、東アジアに分布しています。 花は、白地に紫色の斑点が入るものが多いです。 妖精は、白い花弁の先に赤い斑点が入る美しい花で、近年、宮崎県で発見された品種です。 斑点の入り方には個体差があり…

佐渡二色咲きアキギリ

アキギリは、シソ科アキギリ属の宿根草で、本州や四国、九州に自生しています。 花はシソ科特有の唇形花で、花色は紅紫、ピンク、黄、複色です。 佐渡二色咲きアキギリは、近年、佐渡で発見された品種で、白色の花弁の下唇に濃赤紫色が入る二色咲きの花です…

アルテルナンテラ ブラジリアナ

アルテルナンテラは、ヒユ科ツルノゲイトウ属の多年草で、中央アメリカや南アメリカの熱帯、亜熱帯地域に分布しています。 葉色が美しく、カラーリーフとして楽しめます。 ブラジリアナは、草丈が30㎝~1mで、赤紫色の葉が美しい品種です。 花はセンニチコウ…

菜園の様子36

10月に入り、ずいぶん涼しくなり、秋らしい気候になりました。 夏野菜の収穫は、ほとんど終わりましたが、ナスは元気よく、まだ、収穫が続いています。 オクラの花は終わり、残った実が熟し、乾燥し始めています。 来年用に、種を採る予定です。 ジャンボオ…

ローゼルの実の収穫

薄ピンク色の花が、次々と咲いていたローゼルも花数が減り、今は実が枝にいっぱい付いています。 ローゼルは、カリウムやビタミンC、アントシアニン、クエン酸などが豊富に含まれていて、美容と健康に良いと言われているハーブです。 葉と花、実が利用できま…

沸石(ゼオライト)2

沸石(ゼオライト)は、結晶構造中に空隙があり、可逆的にナトリウムやカルシウムなどの陽イオン、水分子を脱着できる性質を持っている、アルミノケイ酸塩鉱物です。 沸石は、火山岩の空洞や隙間などに温泉水など熱水が入り、変質した岩石中にできます。 日本…

山口県のジュラ紀のアンモナイト化石

山口県下関市周辺には、豊浦層群と呼ばれる、中生代ジュラ紀前期から中期にかけての地層が広がっています。 当時、この辺りは海の内湾で、流入した泥や砂などが堆積した地層と考えられています。 この地層からは、アンモナイトや二枚貝、巻貝、ウミユリ、サ…

グリーンカルサイト

カルサイトは方解石のことで、組成は炭酸カルシウムCaCO₃です。 グリーンカルサイトは、微量のニッケルを含むことで、緑色に発色したもので、カーボナイトとも呼ばれています。 優しい色合いのグリーンで、淡い色から鮮やかな色など様々ですが、鮮やかなほど…

ピンクアメジスト

アメジストは紫色の水晶で、微量に含まれる鉄分が、長い年月を経て自然放射線により、紫色に発色したものです。 アメジストの中では、ピンクに近い色合いのものがあり、ピンクアメジストと呼ばれています。 ピンクアメジストの成因としては、長い年月の間、…

鑑賞用トウガラシ

鑑賞用トウガラシには、赤やオレンジ、黄、白、紫色のカラフルな実を、観賞できる品種が多くありますが、斑入り葉や葉色の変化を、楽しむことができる品種もあります。 開花期は6~12月と長く、観賞期間も同様に、長く楽しめます。 鑑賞用トウガラシは、ナス…

アブラナ科野菜などの植付け

今年は、畑の作業が遅れ、10月に入って、ようやく、キャベツなどの野菜苗を植えることができました。 植えた苗は、カリフラワー、キャベツ、ブロッコリー、摘み菜、白菜、水菜、芽キャベツなどのアブラナ科野菜の苗と、レタスの一種、チマサンチュの苗です。…

ニンニク、ラッキョウの植付け3

今年は9月に入っても、猛暑が続き、畑作業は捗りませんでした。 9月末になって、ようやく、畝立てが済み、ニンニク、ラッキョウの種球を植えました。 ニンニク、ラッキョウ共に、昨年栽培して、残っているものを使いました。 例年、9月中旬までには植えてい…

水晶ジオード

ジオードとは、球状やそれに近い形の団塊で、内部に結晶を持つ空洞がある石のことです。 ジオードは、岩石の隙間に地下水が浸透し、溶け込んでいる鉱物の成分が、長い年月をかけ、結晶化することでできたものです。 二酸化ケイ素が多い地下水からは、クリス…

ブログ村の注目記事14

にほんブログ村の花と園芸情報と市民農園のカテゴリーで、注目記事の1~3位になりました。 1位 トキアカネ(朱鷺茜) 10月2日記事 2位 近所のお店でランチ2 10月1日記事 3位 セロシア2 9月28日記事 ブログ村には花と園芸情報と市民農園、ハーブ園芸の3つのカテ…

トキアカネ(朱鷺茜)

トキアカネ(朱鷺茜)は、トウダイグサ科コミカンソウ属の常緑低木で、原産地は南洋諸島で、ヨウシュコバンノキの園芸品種です。 樹高は30㎝~1.5mです。 葉色はピンク、白、緑と美しく、新芽は濃いピンクで、緑の葉には白斑が入ります。 開花期は3~4月ですが…

近所のお店でランチ2

近所に、美味しいと評判のお店があります。 できてから今年で、6年ほど経ちますが、いつも行列ができています。 ランチを食べようと、少し早目に出かけましたが、開店の20分前で、もう前に6組も並んでいました。 開店と同時に席に着け、直ぐに注文できました…

ダイアンサス3

公園の花壇や緑道の植え込みに、ダイアンサスが、いっぱい花を付けています。 花色は赤、白、ピンク、紫、黒、複色と豊富です。 開花期は、一季咲きの品種は4~8月ですが、園芸品種には四季咲きのものが多く、3~11月まで長く咲き続けます。 暑さには比較的…

セロシア2

いろいろな花色や形のセロシアが、見られる季節になりました。 セロシアは、ケイトウのことで、ヒユ科の一年草です。 花色は赤、オレンジ、黄、ピンク、緑、紫など豊富で、開花期は7~11月と夏の暑い時期から咲き始めますが、秋のイメージが強い花です。 短…

カーレトン石(カーレトナイト)

カーレトン石(カーレトナイト)は、カリウム、ナトリウム、カルシウムを含むフィロケイ酸塩鉱物で、水和鉱物や炭酸塩鉱物、水酸塩鉱物でもあり、霞石閃長岩やそのペグマタイトの晶洞から産出します。 化学組成 KNa₄Ca₄Si₈O₁₈(CO₃)₄(OH,F)・H₂O 結晶系 正方晶 …

ジュラ紀から白亜紀にかけての植物化石

手取層群は、ジュラ紀から白亜紀にかけての地層で、、富山県や福井県、石川県、岐阜県にかけて広がっています。 当時、陸地だった場所からは、植物化石や恐竜化石が見つかっていて、シダ植物や裸子植物が茂る森が広がり、いろいろな種類の恐竜が生息していた…

クリサンセマム アラモード

クリサンセマムは、キク科キク属の多年草で、原産地は北アフリカです。 アラモードは、こんもりとしたポンポン咲きの品種で、花付きが良く、株全体に花が咲きます。 花色は赤、黄、白、ピンクなどで、開花期は9~11月です。 草丈は30~70㎝です。 暑さには、…

宿根アスター マジック

宿根アスター マジックは、キク科シムフィヨトリクム属の多年草で、原産地は北米です。 花色はピンク、白、青、紫などで、開花期は8~11月です。 草丈は90~120㎝と高く、倒れやすくなるので、切り戻し、草丈を抑えるのが良いです。 暑さ、寒さに強く、丈夫…

アンモナイトを探して

岐阜県から北陸にかけて、手取層群という中生代ジュラ紀中期から白亜紀前期にかけての地層が広がっています。 恐竜の骨が発見されていて有名ですが、木の葉や貝、アンモナイトの化石も見つかります。 海成から陸成に至る地層で、当時、一帯には、古手取湖と…

有孔虫

有孔虫は、石灰質の殻を持つ原生動物の仲間で、1㎜以下の大きさのものが多いですが、大きいものでは5㎝ほどで、最大20㎝近くになるものもいます。 約5億年前のカンブリア紀には、すでに出現して、時代と共に形を変えてきました。 紡錘虫や貨幣石、星の砂も有…