Ushidama Farm

菜園でハーブや野菜を、庭で果樹や多肉を育てています。

アネモネの花2

アネモネの花を見かけるようになりました。

アネモネは、ヨーロッパ南部から地中海東部沿岸地域を原産地とする球根植物で、古くから愛されてきた花です。

アネモネの語源は、アネモス(anemos)「風」で、アネモネ(anemone)は「風の娘」を意味します。

早春の風が吹く時季に咲くことから、アネモネと名付けられたとのことです。

また、ギリシャ神話の中でも、取り上げられています。

1つは、

西風の神ゼピュロスは、妻の春の花の女神フローラの侍女である、妖精のアネモネを愛してしまい、嫉妬したフローラは、アネモネを神殿から追放します。

ゼピュロスは、失意のアネモネを哀れに思い、花に変えたというものです。

また1つは、

春をもたらす農耕の女神ペルセポネと美の女神アフロディーテは、人間の美少年アドニスを取り合い、一年の1/3ずつをペルセポネとアフロディーテでそれぞれ、過ごす取り決めがされました。

しかし、アフロディーテが約束を守らなかったため、怒ったペルセポネがアフロディーテの愛人の戦いの神アレスに言いつけ、嫉妬したアレスは凶暴な猪を野に放ちました。

アドニスは狩りに出かけ、イノシシに突き殺され、流れた血からアネモネが咲いたというものです。

これらの逸話から、花言葉は「はかない恋」、「恋の苦しみ」、「見捨てられた」など悲劇的な意味合いのものが多いようです。

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