以前、恐竜博物館に行った時に、アンモライトという、とても美しい化石が展示されていました。
化石を覆う殻の表面が、オパールのように虹色の輝きを放っていました。
ただ、小さな破片でも、すごい金額で、とても手が出ませんでした。
最近、近くでミネラルフェアが開かれていたので、また、見ることができないかと出かけました。
アンモライトは、中生代白亜紀に栄えたアンモナイトの殻の表面が、何千万年もの時の経過と共に、イリデッセンス効果を発するようになった化石の宝石です。
カナダのアルバータ州の地層から産出されています。
イリデッセンス効果とは、光が当たった時に多色の乱反射が起こり、虹色のような輝きが生じることを言います。
会場で探したのですが、小さな切片しか見当たらず、化石本体が輝いているものはありませんでした。
そして、小さなペンダントに、とても高い金額がついていました。
それで、2桁0の少ない小さなアンモナイトを手に入れました。
マダガスカル産のクリオニセラスという種で、少しは輝いて見えます。
アンモナイト レインボー
ホワイトの表面に真珠光沢があり、幻想的な味わい。
角度を変えて見ると、輝きが変化します。
アンモナイト レッドファイヤー
酸化鉄層が赤く輝く。
強い赤色の輝きを出すものをレッドファイヤーと呼んでいます。
こちらは輝きの無いアンモナイト、重しに使っています。