マリーゴールドは、キク科マンジュギク属の一年草で、原産地はメキシコ、南アメリカです。
暑さには強い方ですが、寒さには弱いです。
日当たり、風通しの良い場所を好みます。
マリーゴールドには、センチュウ被害を防ぐ効果があり、コンパニオンプランツとして利用されています。
マリーゴールドの仲間は、大きく分けるとフレンチ、アフリカン、メキシカンなどで、それぞれの特徴は
フレンチマリーゴールド
ヨーロッパに導入され、フランスを経由して広がったもの
草丈は低く、20~30㎝
花色 赤、オレンジ、黄
花形 一重、八重
開花期 5~7月、9~11月
暑さにはやや弱い
アフリカンマリーゴールド
メキシコからスペインを経て、アフリカ北部に広がったもの
草丈は高く、30~100㎝
花色 オレンジ、黄、ミルク色
花形 ボール形、大輪
開花期 5~11月
暑さに強い
メキシカンマリーゴールド
葉は細く、タラゴンのような風味があり、料理の香りづけに使われる
草丈 60㎝
花色 黄
花形 一重、小さな花をたくさん付ける
開花期 9~12月
暑さに弱い
他に、多年草のレモンマリーゴールドがあります。
レモンマリーゴールド
北アメリカやメキシコの山岳地帯に自生
マウンテンマリーゴールドとも呼ばれる
草丈 30~150㎝
花色 黄
花形 一重
開花期 5~11月
レモンに似た香りがあり、ハーブとしても利用
暑さ、寒さに強い
マリーゴールドと良く似た花にキンセンカがありますが、マリーゴールドはマンジュギク属で、キンセンカはカレンデュラ属です。