畑で育てているビーツは、どんどん成長し、大きなものは直径10㎝程になりました。
あまり、大きくなりすぎると実割れするので、大きなものをいくつか収穫しました。
大きく育ったビーツ
収穫したビーツ
葉を落とし、洗うと赤色が引き立ちます。
ビーツの断面 白っぽいものもあります。
収穫したビーツを使って、ボルシチを作ってみました。
ボルシチは、世界三大スープの1つと言われ、ロシアの伝統的な料理で、鮮やかな深赤色が印象的です。
ビーツには独特の土臭さとエグミがあるので、まず下処理をします。
ビーツを適当な大きさに切り、水、酢、塩少々を加え、加熱します。
煮立ったら弱火にし、30分程茹でます。
皮付きのまま、茹でると色落ちしないで、きれいに仕上がります。
酢を加えることで、色鮮やかになり、土臭さが抑えられます。
ビーツの土臭さの原因は、ビーツに含まれるケオスミンで、酢により分解します。
ビーツは茹で汁に浸けて置き、冷めたら皮を剥きます。
皮と実の間にエグミがあるので、皮を剥いてから茹でると、エグミは抜け、食べやすくなりますが、色素や栄養素も抜ててしまいます。
牛肉に塩、コショウをまぶし、厚手鍋で中火で煮ます。
煮立ってアクを取り除いたら、弱火にし1時間程煮込みます。
ニンニクをつぶし、玉ねぎ、ニンジン、ビーツ、キャベツを細切りにし、順にフライパンで炒めます。
玉ねぎはあめ色になるまで炒めます。
肉の入った鍋に炒めた野菜を入れ、水、トマトペースト、塩、コショウ、ローリエ、コンソメ、赤ワインを加え、20分程煮込みます。
皿に盛り付け完成です。
美味しくいただきました。