ビーツはヒユ科フダンソウ属の根菜です。
てん菜の仲間でショ糖を多く含み、甘みがあります。
鮮やかな赤い色が特徴で、ロシア料理のボルシチに欠かせない野菜です。
赤い色の成分は、アントシアニンではなく、赤紫色のベタシアニンと黄色のベタキサンチンによるものです。
ビーツの収穫時期は、春まきが6~7月、秋まきが11~12月です。
涼しい環境を好み、寒さには強いですが、暑さには弱い方です。
ビーツの花はあまり見かけませんが、冬の寒さにあたらないと花芽ができないので、花を咲かせるには冬越しする必要があります。
どんな花が咲くのか見てみたくて、秋まきの株を数株、畑に残して置きました。
5月に入り花芽ができ、花茎が長く伸びてきました。
6月も半ばを過ぎ、とても小さな黄色い花が咲き始めました。
7月には枝いっぱいに、花をつけます。
収穫した株
とう立ちした株
花芽
長く伸びた花茎
花が咲き始めました。