夕霧草は、キキョウ科ユウギリソウ属の多年草で、南ヨーロッパ、北アフリカの地中海沿岸が原産地です。
花径5㎜ほどの小さな花が、まとまって傘状に咲きます。
花色は紫、赤紫、薄紫、ピンク、白で、開花時期は6月から9月にかけてです。
霧に霞んだような佇まいで、淡く、目立たない繊細な雰囲気を持っています。
強い日差しや高温多湿に弱いので、直射日光や西日を避け、風通しの良い半日陰に置くのが望ましいです。
耐寒温度は5℃と、寒さにも弱く、霜に当たると枯れてしまうため、日本では一年草の扱いになっています。