農道を歩いて行くと、道端や土手にツクシが顔を出しています。
ツクシは、春だけに味わえる季節感あふれる食材の1つで、茎の歯触りと胞子のほろ苦さを楽しめます。
今晩のおかずにと、ツクシを採り、袋一杯になりました。
他にも何人か、ツクシを採っていました。
収穫したツクシは、下処理として汚れとアクを取り除きます。
まず、水洗いして泥などの汚れを落とします。
袴を取り除き、また、水洗いします。
鍋にたっぷりの湯を沸かし、塩、酢を少々、加えて、ツクシの茎が茶色に変化するまで、数分間、茹でます。
胞子が溶けて、湯は緑色になります。
水を何度か替え、アクを抜きます。
これで、下処理は終わりました。
佃煮と卵とじを作ります。
佃煮は、ツクシを油で炒め、酒、みりん、砂糖、しょうゆを加え、煮込みます。
卵とじは、ツクシをだし汁、酒、みりん、砂糖、しょうゆで煮込み、溶き卵を加え、固まってきたら完成です。
ついでに、畑で摘んできた菜花をお浸しにしました。
これで、ご飯が進みます。