トウモロコシの害虫といえば、アワノメイガが代表的です。
トウモロコシの雄穂が出ると、雄穂の匂いに誘われてアワノメイガが飛来し、卵を産み付けます。
ふ化した幼虫は、茎や雌穂に入り食害し、トウモロコシの生育を悪くしてしまいます。
対策としては農薬を使わないなら、ネットを張る、幼虫を見つけたら取り除くなどの方法がありますが、あまり効果的ではありません。
幼虫が中に入りこんだら、見つけるのは難しくなります。
育てているトウモロコシは、グラスジェムコーンという品種で、食用では無く飾り用なので、デナポンという薬剤を使っています。
粒剤で、雄穂と雌穂に振りかけます。
以前、薬剤を使わないで栽培したことがありますが、その時は、半分近くの株が食害されてしまいました。
6月末から雄穂が出始め、続いて雌穂も出てきました。
収穫はしっかり乾燥させてからになるので、8月になりそうです。
隣の畑ではスイートコーンを作っていて、一足早く、収穫時期を迎えていますが、ハクビシンに実を何本も食べられたそうです。
この辺りはイタチはよく見かけますが、ハクビシンやヌートリアなども出没します。
以前、育てていたカボチャや枝豆が食べられたことがあり、少し心配です。
グラスジェムコーンに付いたアワノメイガの幼虫 これは一昨年のものです。
雄穂
雄しべ
雌穂
成長した株
デナポン