アブラナ科の野菜に発生する根こぶ病は、収穫に影響するような大きな被害を与えます。
根こぶ病菌は生きた組織に寄生性があり、アブラナ科の植物がない時は、土壌中で胞子で休眠し、アブラナ科植物が植えられると休眠から覚め、寄生します。
大根を植えると根こぶ病菌は眠りから覚め、大根の根に寄生します。しかし、皮目から生じた細根だけに寄生するため、増殖することができません。
それで、根こぶ病菌の胞子は少なくなり、大根の後に植えるアブラナ科の野菜は根こぶ病菌による被害を受けにくくなります。
畑の大根
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