庭で雑草を抜いていたら、白い小さな花を見つけました。
ナスやホオズキの花によく似た、イヌホオズキの花です。
イヌホオズキは、ナス科ナス属の一年草で、世界中の温帯から熱帯にかけての地域に分布し、日本でも全土に生息しています。
道端や空き地、庭などでよく見られます。
イヌホオズキの名称は、役に立たないホオズキということで、名付けられたとのことです。
1㎝程の白色の花が、総状に5~10個付きます。
開花期は7~10月です。
実は未熟の時は緑色で、熟すと黒くなります。
全草にソラニンを含み、有毒です。
しかし、全草を乾燥したものを、漢方で竜葵と呼び、解熱剤や利尿剤として用いられます。
イヌホオズキの花
イヌホオズキの未熟な実