メダカの水槽に浮かべてあるホテイアオイに、薄紫色の花が咲き始めました。
ホテイアオイは、ミズアオイ科ホテイアオイ属の水生の多年草です。
原産地は熱帯アメリカで、日本へは明治時代に観賞用として入ってきました。
開花期は7月から10月です。
葉の付け根は丸く膨らんでいて、内部はスポンジ状で、空気をたくさん含み、浮袋の役割をしています。
ホテイアオイの名称は、丸く膨らんだ葉柄を布袋さんのお腹に見立て、葉がアオイに似ていることから、名付けられたそうです。
暑さには強いですが、寒さにはやや弱いです。
茎から枝を伸ばし、子株を作り、どんどん、増えていきます。
水質を浄化する働きがある一方、繁殖力が極めて強く、水面を覆いつくし、障害となるため、青い悪魔とも呼ばれ、世界的な害草の1つとされています。
ホテイアオイの花
ホテイアオイの葉と花芽