デュランタレペンスに、小さな黄色い実が生っているのを見つけました。
ちょうど、今、実ができる時期で、黄色い実が垂れ下がった枝にたわわに付いています。
緑の葉に紫色の花と黄色い実が、とてもきれいです。
デュランタは、クマツズラ科ハリマツリ属の常緑性の小低木です。
アメリカのフロリダからブラジル周辺が原産地の熱帯植物で、暑さには強いが寒さにはやや弱く、日本では冬の寒さで落葉します。
ただ、霜にあたらなければ、屋外でも冬越しできるので、庭木としても植えられています。
開花期は6~10月と長く花を楽しめ、花後に球形の液果を実らせ、熟すと黄色くなります。
未熟果は有毒で誤って食べると、下痢、嘔吐、筋力低下、眠気などを引き起こし、有毒成分はサポニン、アルカロイドと言われています。
デュランタの花は、ほのかにバニラに似た香りがします。