ランタナはクマツヅラ科ランタナ属の常緑小低木で、中南米原産の熱帯性植物です。
日光を好み、暑さには強いのですが、寒さには弱く、冬越しするには7℃以上必要で、冬は室内管理となります。
花期は5~11月で、長い期間、花を楽しむことができます。
ランタナの意味は七変化で、花の色が変化することから名付けられています。
花が終わると丸い緑色の実ができ、熟すと黒くなります。
甘みのある液果ですが、未熟種子にはランタニンという有毒成分が含まれ、誤って食べると嘔吐や腹痛、下痢を起こすことがあります。
ランタナは挿し木で簡単に増やせます。
5~9月に新しい枝を切り取り、水はけの良い土に挿し、水分をきらさない様に半日陰で育てると、根付いて新芽が出てきます。
ランタナの花
ランタナの実