散歩していると真っ白いユリの花が、やたら目につきます。
草むらや植え込みの中から花茎を伸ばし、花を咲かせています。
タカサゴユリという台湾原産のユリで、テッポウユリに似ています。
タカサゴユリは、亜熱帯から温帯の気候を好み、強い繁殖力で野生化し、北海道と東北地方を除く日本各地に広がっています。
日本原産のテッポウユリとの違いは、テッポウユリは純白ですが、タカサゴユリは外側に紫色の線が入っています。
また、タカサゴユリの方が背が高く、葉が細めです。
花の咲く時期は、テッポウユリは4~6月で、タカサゴユリは7~9月です。
テッポウユリとタカサゴユリの交雑種も野生化していて、シンテッポウユリと呼ばれています。
タカサゴユリの花
淡いピンク色のユリも咲いていました。
ニラの白い花も見られます。
種が飛んで増えたのか、あちこちに自生しています。
ニラの花
バーベナテネラが、道路の歩道と車道の境目の僅かな隙間に根を張り、青い花を咲かせていました。
植物の生命力の強さを感じます。
バーベナテネラの花