オパールは、非晶質の含水ケイ酸塩鉱物で、遊色効果を示さないものを、コモンオパールと呼んでいます。
半透明で灰白色のものが多く、ゆで卵の白身のような質感で、蛋白石とも呼ばれています。
白色の他に、オレンジや黄、緑、青、茶、黒などのものがあります。
岩石中の隙間に、シリカに富んだ水溶液が入り込み、沈殿してできたり、ガラス質流紋岩中で、成長した球顆の隙間を満たす形でできたものもあります。
球顆オパール
曹微斜長石(アノーソクレス)球顆の中に、レンズ状、ソロバン珠状で入っています。
ブルーオパール
木蛋白石
長い年月をかけて、木が石化する際に、オパール化したもの。
ティファニーストーン
フローライトがオパール化したもので、カルサイト、カルセドニー、ベリル、ロードナイト、亜鉛鉱物、二酸化マンガン、水晶など複数の鉱物が混ざった石です。
米国ユタ州でのみ産出する、希少な石です。
オパライズド フローライトとも呼ばれています。
ピンクオパール
イチゴミルクのような可愛らしいピンク色をしています。
オパールに似た石で、ピンクオパールと呼ばれていますが、パリゴルスカイトという鉱物です。