コモンオパールは、遊色効果を示さないオパールのことで、遊色効果とは光の干渉により、虹色が現れる効果のことを言います。
オパールに興味を持ったのは、子どもの頃、化石採集に行って、オパールで置換された巻貝の化石を見つけてからで、ガラスのような透明感のある姿に惹かれました。
その採集場所では、白色のコモンオパールも見つけることができました。
化学組成 SiO₂・nH₂O
結晶系 非晶質
モース硬度 5.5~6.5
色は白、オレンジ、黄、ピンク、緑、青、褐色などで、ガラス光沢があります。
コモンオパールは、パワーストーンとしてアクセサリーや彫細工に使われています。
オパール化した巻貝の化石
白色のコモンオパール
オレンジオパール
ピンクオパール
化学組成がオパールと似ていることから、以前は、コモンオパールと混同されていましたが、パリゴルスカイトという鉱物です。
ただ、今でも、ピンクオパールの名称で、流通しています。
グリーンオパール
ブルーオパール