Ushidama Farm

菜園でハーブや野菜を、庭で果樹や多肉を育てています。

蛋白石(オパール)

オパールは、火成岩や堆積岩の隙間に、ケイ酸分を含んだ熱水が入り、作られる含水ケイ酸塩鉱物です。

化学組成はSiO₂・nH₂Oで、結晶系は非晶質、モース硬度は5~6.5、ガラス光沢をしています。

オパールの名称は、ラテン語のopalus「色の変化を見る」という言葉からきているとのことです。

遊色効果を持つオパールをプレッシャスオパール、遊色効果の無いオパールをコモンオパールと呼び、プレッシャスオパールは宝石としての価値が高いです。

オパールの主な産地は、オーストラリア、メキシコ、ブラジル、エチオピアなどですが、オーストラリアが世界の採掘量の9割ほどを占めています。

私は、母岩と一緒に磨かれた、ボルダーオパールやカンテラオパールを気に入っています。

カンテラオパール

メキシコ産のオパールで、周囲の母岩と一緒に磨き上げた石です。

母岩は流紋岩質の火成岩で、メキシコではカンテラと呼ばれています。

ブラックオパール

美しい遊色を浮かべるエチオピア産のもの。

ボルダーオパール

渇鉄鉱や砂岩の隙間に、ケイ酸分が堆積生成したもので、主な産地はオーストラリア クイーンズランド州です。

クイーンズランド州コロイト産のものは、絵画のような模様が美しいボルダーオパールです。