冬場の花の少ない時期ですが、庭では日本水仙が満開となって甘い芳香を放っています。
水仙はヒガンバナ科の多年草で開花期は12月から4月頃です。
早咲きの日本水仙は12月初めから咲き始めましたが、遅咲きのラッパ水仙、口紅水仙は3月から4月に開花します。庭にラッパ水仙など、花がひとまわり大きな水仙も植えてありますが、こちらはまだ芽が出始めたところです。
全草に毒があって誤食による事故が時々、起こっています。有毒成分はリコリン、タゼチンなどのアルカロイドで、誤って食べると嘔吐、下痢、発熱、頭痛などを引き起こします。外国では死亡事故もあるそうです。
また、シュウ酸カルシウムを含み、接触性皮膚炎を起こすこともあります。
葉はニラに似ていて、球根は玉ねぎに似ているので、間違えないよう注意が必要です。
満開の日本水仙
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