Ushidama Farm

菜園でハーブや野菜を、庭で果樹や多肉を育てています。

雷管石(フルグライト)、ローマングラス

化石や鉱物の整理をしていたら、化石でも鉱物でも無いような、変わった石が出てきました。

雷管石(フルグライト)は、落雷により、砂が高温に熱せられることで、溶けてできた天然ガラスで、雷の経路に沿った形で、管状や樹枝状をしていて、雷の化石とも呼ばれています。

内部の空洞は、高圧電流が流れた跡で、内面は滑らかで、外面は砂粒で覆われています。

色は元の砂の成分により、茶色や白、緑、黒などです。

雷管石の生成には、約6億ボルトの電圧を持った雷が必要とされるとのことです。

雷管石 アフリカ リビア砂漠

ローマングラスは、紀元前2世紀から紀元3~4世紀のもので、ローマからアフガニスタン周辺までのローマ帝国の領域で、出土した古代ガラスの破片です。

長い間、地中にあり、銀化現象が起こり、遊色効果の現れるものもあり、美しい輝きがあります。

ローマングラス アフガニスタン バーミヤン遺跡