化石の内部が蛋白石に置き換わり、きれいなガラス光沢を持つものがあります。
長い年月の間に、貝の殻の内部や木の木質部に、ケイ酸塩が浸み込み、ケイ酸塩鉱物で置換されたもので、この辺りでは北東側の地域で見つかる場所がありました。
地中の成分が影響するのか、透明なものの他、白や茶、黒などいろいろな色あいのものがありますが、どれも表面がガラス光沢を持ち、キラキラと輝いています。
特に、小さな巻貝が可愛らしく、拾った化石は、子どもの頃には宝石のように感じ、大切な宝物でした。
巻貝
透明感のあるものや茶色いものなど、きれいです。
上の写真の下の化石のように、蛋白石で置換されず、石化したものもあります。
下の左側の化石のように、黒っぽいものが多いです。
蛋白石化した小さな巻貝の化石
二枚貝
貝の殻はしっかりと残っていますが、中は半透明な蛋白石に置き換わっています。
3つとも同じ種類の貝ですが、右上の化石は殻が取れ、黒っぽい色になっています。
珪化木
外側は風化して白っぽくなっていますが、中心部はガラス光沢を持っています。