台風14号、15号と続きましたが、台風も去り、一夜明けて、すがすがしい秋の空になりました。
さて、秋明菊が細長い花径を伸ばし、秋の風にそよぐように咲いています。
秋明菊は、キンポウゲ科アネモネ属の多年草で、野山に自生する中国原産の帰化植物です。
菊の名が付いていますが、菊の仲間では無く、アネモネの仲間です。
花色はピンクや白で、開花期は9~11月です。
花びらに見えるのはガク片で、花弁は退化しています。
草丈は60㎝~1mで、地下茎を伸ばし増えます。
暑さ、寒さに強いですが、乾燥には弱いです。
半日陰の場所で、肥沃で保水性の高い弱酸性の土壌を好みます。
アネモネと同様、プロトアネモニンという有毒物質を含み、乳液に触れると被れることがあるので、注意が必要です。