ネジバナが、土手の斜面にいくつも咲いてます。
今年は、ネジバナを見かけることが多いです。
小さな花で、ポツンポツンと咲いているので、遠くからだと目立ちませんが、近くで注意して見ると、ピンク色の可愛い花が、咲いているのに気がつきます。
庭でも毎年、ネジバナが咲きます。
鉢植えに2本、花茎を伸ばし、らせん状に咲いています。
自然環境下では、丈夫に育つネジバナですが、育てるのは難しいと言われています。
ネジバナは、菌根菌の一種であるラン菌と共生関係にあります。
ネジバナの種子は、発芽に必要な栄養分を持っておらず、ラン菌と共生していないと発芽できない菌従属栄養植物です。
種子を撒いても発芽しないことがよくあります。
ラン菌と共生関係ができている親株の株元に種子を蒔けば、発芽し易いようです。
植替えで、土中のラン菌との共生関係が壊れると、枯れてしまうこともあります。
園芸品種もあるようですが、定着しにくいようです。