この地方も昨日、梅雨明けしました。
今年の梅雨入りは、6月14日頃と遅かったのですが、梅雨明けは6月27日頃ととても早く、短い梅雨でした。
すでに連日、最高気温が35℃前後と厳しい暑さが続いています。
さて、近くの公園では、ハナショウブの花が、きれいに咲いています。
ハナショウブは、アヤメ科アヤメ属の落葉性多年草で、原産地は日本や朝鮮半島であるノハナショウブの園芸品種です。
江戸時代から盛んに品種改良が進められ、5000種以上の品種があると言われています。
花色は黄、白、ピンク、青、紫などで、6月から7月にかけて咲きます。
花弁の付け根が黄色で、葉幅は狭く、葉脈がはっきりしています。
草丈は、50㎝から1mほどです。
葉がショウブに似ていて、美しい花が咲くことから、ハナショウブと名付けられたということです。
暑さ、寒さに強いです。
水はけの良い場所を好みます。
連作障害が出るので、2~3年のペースで、植え替えが必要です。
なお、端午の節句のショウブ湯に使われるショウブは、ショウブ科ショウブ属の多年草で、ハナショウブとは別の植物です。
ハナショウブの花