畑に行く途中で、よく農道を通ります。
農道は砂利道で舗装されておらず、道の脇には雑草が茂っています。
この時期、雑草の中にひなげしの花が、ポツンポツンと咲いています。
濃いオレンジ色で、結構目立っています。
ナガミヒナゲシ
ケシ科ケシ属の一年草
地中海沿岸が原産で、帰化植物として自生しています。
花色は赤やオレンジ、4弁花
花期は4~5月
阿片の原料になるアルカロイドは、含まれていません。
他にもいくつか花を見つけました。
マツバウンラン
ゴマノハグサ科ウンラン属の越年草
原産地は北アメリカ
花期は4~5月
葉が松葉のように細長く、花がウンランに似ていることから、マツバウンランと名付けられたそうです。
コメツブツメクサ
マメ科シャジクソウ属の一年草
ヨーロッパ、西アジア原産
花期は4~7月
花は黄色で3~4㎜と小さく、5~20個が球状に集まっています。
シロツメグサ
マメ科シャジクソウ属の多年草
ヨーロッパ原産
花期は4~8月
葉は3小葉からなるが、4小葉のものは四つ葉のクローバーとして珍重されます。
根粒菌の作用により、土壌の窒素固定をするので、緑化植物として用いられます。