ミミズは地表の落葉など植物の破片を土の中に引き込み、エサとして土といっしょに食べ、有機物と土が混ざりあった糞を排泄します。
ミミズの活動によって土は撹拌され、土の中にすき間ができ、通気性や排水性が良くなります。
糞土は腸管の石灰腺の働きによってpH6程度になり、糞土にはリンが多く含まれ、体表からの粘液によりアンモニアも増え、土は肥えてきます。
ミミズの多い土は健康な土と言われますが、こうしたミミズの働きによるものです。
ミミズは1日あたり体重の半分から同程度のエサを摂取し、その糞が良質な肥料や土壌改良剤として利用されます。
ミミズは働き者ですね。
今年も残り少なくなりましたが、いつも、ブログを見ていただき、ありがとうございます。
皆様、良いお年をお迎えください。
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