アンモナイトの殻の断面を見ると、内部は隔壁で仕切られています。
そして、殻の構造は、隔壁で仕切られた多数の気室と、それを貫く1本の連室細管からなっているとのことです。
これは、現生のオウム貝と同様な構造です。
らせん状に巻いた巻貝と外観は似ていますが、巻貝には隔壁は無く、内部の構造は全く異なっています。
気室は、ガスと体液で満たされていて、新しい気室を作る時に、連室細管を通して体液を排出することで浮力を増し、海水と同じ密度になるように調整していたとのことです。
これにより、海中を浮遊して移動できたようです。
ペルム紀のアンモナイト
ジュラ紀のアンモナイト
白亜紀のアンモナイト