Ushidama Farm

菜園でハーブや野菜を、庭で果樹や多肉を育てています。

アンモナイトの縫合線

アンモナイトの内部は、隔壁で仕切られた部屋がいくつもあり、浮き沈みの調節に使われていました。

外殻をはがすと、仕切りの模様が見えますが、この模様を縫合線と呼びます。

縫合線は、初期のグループではシンプルでしたが、進化に伴って複雑な模様を描くようになっていきます。

幾何学的な模様で美しく、菊の葉の形に似ていることから、菊の葉模様とも言われています。

隔壁が殻の表層に接触する時に、複雑な曲線で折れ曲がるため、波打つような模様ができます。

これは殻の強度を保つためのもので、生存競争の中で強度を高めるよう、進化していったと考えられています。

アンモナイトの縫合線

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