水晶は結晶化する時の環境に影響され、いろいろな形状のものが作られます。
また、水晶の内部や表面に、筋や模様の付いたものもあります。
皆、異なった表情を持っていて、それぞれに味わいがあります。
エレスチャルクオーツ
結晶内部に空洞ができ、骨格が見えているように凹状の形になった水晶
骸骨水晶とも呼ばれている。
貫入水晶
結晶内部に別の水晶が貫入し、刺さったように見える水晶
クラッククオーツ
水晶の内部が、圧力により破裂し、その後、再結晶したもの
爆裂水晶とも呼ばれている。
人工的にヒビを入れたものが多い。
ゲートウェイクオーツ
水晶の柱面に三角形や六角形の凹形が見られるもの
高温水晶
1気圧時、577℃以上で結晶化した水晶
成長干渉水晶
他鉱物などの影響により、成長が干渉された水晶
結晶表面に、切り傷のような痕や溝が見られる。
セプタークオーツ
水晶の先端部分に、別の結晶が覆うように被さって成長したもの
トライゴーニッククオーツ
水晶の表面に、小さな三角形の凹状の蝕像模様が出ているもの
白濁水晶
水晶の表面に微細な鉱物粒子が付着し、すりガラス状になったもの
ファントムクオーツ
水晶の内部に山型がみられるもの
山入り水晶や幻影水晶とも呼ばれている。
レインボークオーツ
結晶内部のクラックにより、虹のような光彩が見られるもの
レコードキーパークオーツ
水晶の先端部分に、小さな三角形の凸状の形が見られるもの
拡大すると小さな三角形がいくつも見られます。
レムリアンシードクオーツ
バーコード状の成長線が、平行に走っているもの
両錐水晶
結晶の両端が、それぞれポイントになっているもの