宿根ロベリアは、サワギキョウとも呼ばれ、キキョウ科ロベリア属の多年草です。
東アジアからシベリア、北アメリカ、メキシコなどに広く分布し、日本では北海道から九州の高原の湿地に自生しています。
日本原産のものは紫色をしています。
花色は紫の他、赤色もあり、8月から9月にかけて咲きます。
草丈は60㎝から1mと高性で、花の形は蝶のような姿です。
日当たりの良い、湿った場所を好みます。
寒さに強いですが、冬は地上部は枯れます。
ファンスカーレットは、紫色を帯びた葉と真っ赤な花の対比が美しい園芸品種です。
ロベリアには、ロベリンというアルカロイドが含まれていて、誤って摂取すると嘔吐、下痢、倦怠感などの症状を起こす恐れがあり、注意が必要です。
ファンスカーレットの花