近くの公園の樹木には、プレートが付けられていて、名前が判るようになっています。
プレートには名称の他に、簡単な説明がされているので、参考がてら、それらを引用しました。
ただ、すべての樹木にプレートが付いている訳ではなく、クスノキや松、ブナ科の樹木(ドングリの木)などには、プレートが付けられていません。
この辺りは、照葉樹や落葉広葉樹が分布する地域で、雑木林が広がっているので、プレートのない樹木は、公園が整備される以前から生えていたものなのでしょうか。
クスノキ クスノキ科の常緑高木
枝を大きく広げ、樹の下は日陰になって、うす暗くなっています。
クヌギ ブナ科の落葉高木
ソメイヨシノ バラ科
オオヤマザクラとエドヒガンの交配種。
花は春、葉に先立って一斉に咲きパッと散る。
サクラ前線の基準種。
トウカエデ ムクロジ科
中国原産の落葉高木。
公園樹、街路樹として植えられる。
成長が早く、20m程になる。
ナンキンハゼ トウダイグサ科
中国原産の落葉高木。
春の新葉、秋の紅葉ともに美しく、街路樹に使う。
種子につく蝋分でろうそくを作った。
メタセコイア スギ科
中国原産の落葉高木。
化石の方が現生種より先に知られていた。
花は2~3月に咲き、球果は10月頃熟す。
ユズリハ ユズリハ科
福島県より西に生える常緑高木。
雌雄別株
新葉が開いてから古い葉が落ち、世代を譲るので譲葉の名がある。