近くの公園の散策コースを歩いていると、大きな樹木を何本も見かけます。
この公園は、開設してから25年程しか経っていないので、公園になる前からあった樹木が、そのまま残っているのでしょうか。
木を眺める時に、花や実が付いていれば、まず、そちらに目が行きますが、樹形や樹肌も素敵です。
樹肌は木の種類によって、それぞれ異なり、さらに大樹にはコケや地衣類が付いたり、コブやくぼみ、割れ目などができていて、年月を重ねた堂々とした風格を感じます。
イチョウ イチョウ科
中国原産
老木には気根が枝から垂れ下がる。
美しく黄葉する。
雌木になる実(ギンナン)は食用とする。
カツラ カツラ科
湿った谷間に生える落葉高木。
雌雄別株
花は葉に先立って短枝に咲く。
材は建具に、葉から抹香をとる。
クロガネモチ モチノキ科
山に普通な常緑高木。
葉の上面は濃緑、柄は紫色を帯びる。
秋、雌木には赤く熟した球果がつく。
街路樹に利用。
タイサンボク モクレン科
北米原産の常緑高木。
葉は大きくて厚く光沢がある。
花は6月、白色で径20㎝、香りが強い。
庭園木に多い。
タブノキ クスノキ科
本州以南に生え、日本を代表する木。
花は早春、樹冠いっぱいに咲く。
実は夏、径1㎝の球形、黒紫色に熟す。
根がしっかりと張っています。
ヤマモモ ヤマモモ科
関東地方より西に生える常緑高木。
雌雄別株
果実は6~7月頃、生食用栽培品種が多い。
街路樹などに利用。