ノウゼンカズラは、ノウゼンカズラ科ノウゼンカズラ属の落葉性つる植物で、原産地は中国です。
日本へは、古く平安時代に渡来し、薬用として利用されたようです。
花色は赤、オレンジ、黄のラッパ型の大きな花で、開花期は7~8月です。
つるは、3~7mにも伸びて、他の植物に絡んだり、家の壁をつたって行きます。
繁殖力が強く、他の植物を侵食してしまう恐れがあり、注意が必要です。
我が家の庭にも、植えた訳でも無いのに生えていて、根元から切るようにしていますが、直ぐに伸びてきます。
暑さに強く、寒さにも比較的強く、本州以南で生息しています。
日当たり、風通し、水はけの良い場所を好みます。
漢方では、花を凌霄花と言い、利尿、通経に効果があり、根、茎、葉は紫葳根と言い、痛風、リウマチ性関節炎に効果があると言われています。
ノウゼンカズラの花
ノウゼンカズラの葉と茎