Ushidama Farm

菜園でハーブや野菜を、庭で果樹や多肉を育てています。

燐灰石(アパタイト)

燐灰石は、リン酸塩鉱物を代表する鉱物で、化学組成の違いによりフッ素燐灰石、塩素燐灰石、水酸燐灰石などに分けられます。

化学式はCa₅(PO₄)₃(F,Cl,OH)で、結晶系は六方晶系、モース硬度は5で、ガラス光沢や亜樹脂光沢があります。

色は無色、オレンジ、黄、白、緑、青、紫などで、微量な不純物により、多彩な色を持ちます。

様々な色や形で産出するため、アクアマリンや水晶、トルマリン、蛍石などと間違われることが多く、アパタイトの名称は、ギリシャ語で「だます」を意味するapateが語源になっています。

リンの重要な資源鉱物であり、マッチの原料として利用されてきました。

また、化学肥料の原料や歯科材料として使われています。