タイワンフウとモミジバフウは、共にフウ科フウ属の落葉高木で、よく似た姿形をしています。
しかし、よく見ると葉の形や大きさなどに違いがみられます。
葉の形は、タイワンフウは3裂ですが、モミジバフウは5裂で、モミジバフウの方が大きいです。
実は共にトゲトゲの毬状で、モミジバフウの方が大きく、熟した実の色は、タイワンフウは黒っぽく、モミジバフウはこげ茶色です。
紅葉の進み具合も異なり、タイワンフウはゆっくりで、ようやく色づき、今が見頃になっていますが、モミジバフウはすでに紅葉の時期を過ぎ、葉はほとんど散ってしまい、樹上に少し残るだけになっています。
タイワンフウの木


タイワンフウの葉

タイワンフウの実

モミジバフウの木

モミジバフウの葉

モミジバフウの実


タイワンフウとモミジバフウの葉の比較

タイワンフウとモミジバフウの実の比較
