紅大内玉(L.optica 'Rubra')は、大内玉のカラーフォームで、C081AとC287の2種があります。
C081Aは、ナミビア リューデリッツの西の沿岸付近に、稀に発生します。
C287は、リューデリッツの南西のC286の群落中に、極めて稀に発生します。
肌は乳白色がかったピンクや赤紫色で、頂部は明るいルビー色、濃いルビーレッド色です。
日光によく当たると赤から紫になり、日照が少ないとピンク色になります。
C081Aは、C287より大きく成長します。
冬に白い花を咲かせます。
花弁の先端にピンク色が入ることがあります。
ルブラは、リトープスの中でも育てるのが難しく、土壌、水やり、日照などに細心の注意が必要です。
土はサボテン用にパーライト、軽石を混合した水はけの良いものが適しています。
根は非常に浅いので、浅鉢で小さめのものを使用するのが、良いようです。
水やりは、ほとんど水を必要としなくて、晩秋と初冬の間に、2週間に1回ほど、控え目に行います。
春の水やりは、土が乾いたら、朝に湿る程度にします。
夏は断水します。
水をやりすぎたり、季節外れに水をやると、すぐにドロドロに溶けてしまうことになりかねません。
夏は風通しの良い日陰に置いて、その他の季節は日向に置きます。
成長期に日照不足だと、花が開花しないことがあります。
種を採種するには、自己不稔のため異なる株が必要です。
市場に、一般に出回っているものは、H.W.デ ボア博士による栽培品種です。
紅大内玉