数年前に実家にあった春蘭や寒蘭を、何鉢かもらいました。
しかし、育てるのが難しく、なかなか花が咲きません。
ちょうど、近くで寒蘭展が開催されていたので、見に行きました。
展示されている寒蘭は、どれも見事に花を咲かせていました。
寒蘭はラン科シュンラン属の常緑多年草で、日本の温暖な地域の広葉樹林の中で自生する春蘭の仲間です。
秋に細長く花茎が伸びて、11月から1月にかけて、淡黄緑、紅紫、緑紫色の花を咲かせます。
端正で、気品のある凛とした佇まいは、とても素敵です。
うまく育てるには、温度や湿度、日照、風通し、水やりに気をつける必要があります。
夏は直射日光の当たらない風通しの良い場所に置き、冬は日当たりの良い場所に移動し、夜間の冷え込みにも注意が必要です。
水やりは成長期には4日から5日に1回、それ以外は少なめにします。
水を多くやり過ぎると根腐れする恐れがあります。
寒蘭の花