クリスマスローズは、キンポウゲ科ヘレボルス属の宿根草で、ヨーロッパ、西アジアが原産地です。
アネモネやラナンキュラスも同じキンポウゲ科の植物です。
花色は黄、白、ピンク、緑、紅、紫、黒など豊富で、落ち着いた色合いや雰囲気があり、冬の貴婦人と呼ばれています。
開花期は1~4月で、流通しているクリスマスローズはクリスマスの時期には、まだ咲いていませんが、冬の花の少ない時期に楽しめる花の1つです。
寒さには強いですが、霜に当たると株が弱ってしまうので、霜除けが必要です。
日陰や半日陰を好みます。
クリスマスローズは有毒植物で、樹液には空気に触れるとプロトアネモニンに変化する成分が含まれていて、皮膚に付くと炎症やかぶれを起こすことがあります。
作業する時には、手袋をする必要があります。
また、全草に心臓毒の成分であるヘレプリンが含まれているので、口には入れない様にしなければなりません。
クリスマスローズの花