雪割草は、キンポウゲ科ミスミソウ属の多年草のオオミスミソウ、ミスミソウ、スハマソウ、ケスハマソウ全般を指す園芸名です。
日本各地の里山の雑木林や海岸沿いの山麓、田んぼのあぜ道などの平地に自生しています。
高山植物のサクラソウ科サクラソウ属のユキワリソウとは別種です。
区別するために漢字表記されています。
花色は赤、白、ピンク、空色、紫などで、花形も一重咲きの他に、二段咲き、八重咲きなど豊富です。
花びらに見えるのは、ガクが花弁状に変化したものです。
2月下旬に雪解けと共に開花し、5月上旬まで咲きます。
雪の下でも常緑で、雪を割って成長する姿から、雪割草と名付けられたとのことです。
寒さに強く、暑さにも比較的強いです。
明るい日陰や風通しの良い場所を好みます。