クリスマスローズの花を、よく見かけるようになりました。
落ち着いた色合いの花です。
開花時期は1~4月で、まだ少し先になりますが、クリスマスに合わせて、開花調整したものが出回っています。
クリスマスローズの名前の由来は、クリスマスの時期に咲くバラに似た花ということで、名付けられたとのことですが、海外ではヘルボルス ニゲラという品種だけを、クリスマスローズと呼んでいます。
ヘルボルス ニゲラは一重咲きの白花で、開花が他の品種に比べて早く、クリスマスの頃から咲き始めます。
日本では、ヘルボルスの仲間を合わせて、クリスマスローズと呼んでいます。
ヘルボルスは、学名Helleborusで、死の食べ物という意味があり有毒で、過去には、戦争で矢尻にその毒を塗ったり、飲用水に混ぜて敵の力を削ぐのに使われたそうです。
現在、流通しているクリスマスローズにも、有毒成分が含まれていて、剪定の際、皮膚がかぶれることがあるので、注意が必要です。