紫とうがらしは、奈良県で古くから栽培されてきた野菜です。
平成18年に奈良県から大和の伝統野菜に認定され、知られるようになりました。
黒紫色の実で、見た目は辛そうですが、辛みは無く、加熱すると黄緑色に変化します。
紫色はアントシアニンによるもので、他のシシトウよりも鉄分やビタミンCが豊富ということです。
収穫時期は7~9月で、完熟すると赤くなります。
他のシシトウと同様に、天ぷら、炒め物、煮物、佃煮などにして食べています。
また、生で食べることもでき、サラダに入れると色どりが増します。
紫とうがらし