近くの公園の植え込みで、セイヨウイボタノキの花が満開になっています。
セイヨウイボタノキは、モクセイ科イボタノキ属の常緑低木で、公園の植え込みや庭の生垣などに使われます。
原産地は、中国やヨーロッパです。
花は枝を覆うように、びっしりと咲きます。
開花期は5~6月です。
小さな白い花で、花冠は4裂し、長い2本の雄しべが突き出ています。
葯の色が茶色で、遠くから眺めると、花が枯れかかっているような印象を、与えてしまうのが残念です。
樹高は1~4m、生育旺盛で成長は早いです。
蜜源植物で、蝶やハチが周りを飛び回っています。
果実は6~7㎜の長楕円形で、12月頃に熟して黒くなります。
暑さには強いですが、寒さにはやや弱く、寒冷地では落葉することがあります。
日当たりを好みます。