公園のグラウンドの囲いに、ニッコウヒバが使われています。
広いグラウンドの周りを囲い込むような形で、何100本も植えられています。
木は同じ高さに切り揃えられ、刈り込まれています。
木には緑色の実が付いています。
ニッコウヒバは、ヒノキ科ヒノキ属の常緑高木の針葉樹で、サワラの園芸品種です。
樹高は5~15mで、公園樹や生垣に使われます。
葉は細長く、先が尖っていて黄緑色で、裏面は白っぽいです。
球果は緑色で、秋に熟して茶色になります。
日差しを好みますが、半日陰でも育ちます。
乾燥には、やや弱いです。
ニッコウヒバの実
ニッコウヒバの木
同じヒノキ科のセンジュも実を付けていました。
センジュは、ヒノキ科コノテガシワ属の常緑低木の針葉樹で、コノテガシワの園芸品種です。
樹高は数mほどで、公園樹や生垣に使われます。
葉色は黄金色で、秋には赤銅色に染まります。
球果は角のある金平糖のような形で、淡灰青色です。
秋になると熟して茶色くなり、殻が開いて種子が落下します。
枝葉には精油成分が含まれ、良い香りがします。
日差しを好み、日陰を嫌います。
乾燥には、やや弱いです。
センジュの実