黄玉(トパーズ)は、アルミニウムのケイ酸塩鉱物で、化学組成はAl₂SiO₄(F,OH)₂です。
結晶系は斜方晶で、ガラス光沢があります。
柱状結晶で、菱形の断面を持ち、柱面には縦の条線が現れます。
モース硬度は8で、石英より硬いです。
透明な黄金色の石が代表的で、黄玉という名が付いていますが、無色からオレンジ、黄、褐色、ピンク、緑、青、紫など、いろいろな色のものがあります。
Fタイプのトパーズには、ブルートパーズがあり、色は無色、青、褐色などです。
ブルートパーズは、淡い色のスカイブルートパーズ、ビビットなスイスブルートパーズ、深い色合いのロンドントパーズがあります。
ブルートパーズは、無色のトパーズに、放射線処理したものが多いです。
グリーントパーズもブルーと同様に、放射線処理したものが多いです。
Fタイプのものは、長期間日光にさらされると、退色する傾向があります。
OHタイプのトパーズには、インペリアルトパーズ、ピンクトパーズがあり、色は黄、オレンジ、ピンクなどです。
ピンクトパーズは、オレンジトパーズを加熱処理したものが多いです。
トパーズ結晶
カラーレストパーズ
スカイブルートパーズ
スイスブルートパーズ
ロンドンブルートパーズ
グリーントパーズ
インペリアルトパーズ
ピンクトパーズ