多肉系のユーフォルビアは、個性的なフォルムが魅力的な植物です。
生育型は夏型で、春から秋にかけて成長し、冬は休眠します。
成長は、とてもゆっくりです。
根は細く、弱いので、植え替えには注意が必要です。
日当たりと、風通しの良い場所を好みます。
プルビナータ(笹蟹丸)
原産地は、南アフリカのレット付近。
肉厚で、棘のある胴の頂部から放射状に、細長い葉が広がる。
成長すると、小さな子株がいくつも群生する。
ユーフォルビアの中では、寒さに強い方。
pulvinataは、ラテン語で枕を意味する。
メロフォルミス(貴青玉)
原産地は、南アフリカ南部のポートエリザベス、東ケープ州グラハムズタウン付近。
成長すると直径15~20㎝ほどになる。
球形の株には、8~12の稜があり、稜に沿って花を咲かせる。
花茎の枯れた後が、枯れ枝のようになって残る。
meloformisは、ラテン語でメロンのような形という意味。