フェネストラリアとフリチアは、葉が円柱形で先端は半透明の窓になっていて、とてもよく似ています。
しかし、生育型はフェネストラリアが冬型なのに対し、フリチアは夏型で、育て方は異なっています。
フェネストラリア
原産地 南アフリカ北ケープ州 ナマクアランド~ナミビア ルーデリッツ
沿岸地帯の砂の多い石灰質土壌に埋もれて、先端だけを出して生息
年間降雨量100㎜以下の非常に乾燥した地域
花 色 オレンジ、黄、白
開花期 冬から春先
生育型 冬型
夏には休眠し、ほとんど水分を必要としない。
湿った状態だと腐敗しやすい。
春と秋に定期的に水やりをする。
ミネラル豊富で、非常に排水のよい土壌を好む。
五十鈴玉
朱鈴玉
群玉
フリチア
原産地 南アフリカ ハルトエベーステック~ラステンバーグ
高地の温帯草原で、珪岩の岩の隙間に埋もれて生息
年間押降雨量500㎜ほどの夏の降雨地帯
花 色 明るいマゼンダ、中心は白または黄
開花期 初夏
生育型 夏型
冬の休眠期間中にも軽く水やりをする必要あり。
夏は日陰に置く。
湿気に弱い。
砂地の水はけの良い土壌を好む。
光玉