昨年、種を蒔いたアーティチョークが、大きなツボミをつけ、花が咲き始めました。
アーティチョークは、キク科チョウセンアザミ属の多年草で、原産地は南ヨーロッパの地中海沿岸です。
栽培しているのは、棘の無い大型の品種で、草丈は1mほど、葉は50から80㎝ほど、ツボミは10から15㎝ほどの大きさです。
1株に4から5個のツボミができています。
ツボミは植えてから2年目の初夏にでき始め、3~4年間は収穫が続きます。
若いツボミを、食用にします。
食用となるのは、肉厚なガクの基部と花托の基部の柔らかい部分で、でんぷん質で、ほのかに甘みがあり、ブロッコリーの茎に似た食感があります。
収穫したツボミを、30から40分間、塩茹でしアクを抜いてから、バターやドレッシングをかけて食べます。
収穫適期を過ぎると紫色の花が咲きます。
花径10㎝ほどで、アザミの花によく似た美しい花です。
アーティチョークのツボミ
アーティチョークの花
昨年、同じ時期に種を蒔いたアザミも花を咲かせています。